保育士の声

 

これから保育士になる学生さんが不安に感じていることを、

当園で働く保育士に聞いてみました。

 

保育士Aさん 薫英短期大学卒

この仕事をやっていて良かったと感じるときは?

保護者の方から…

行事が終わった時、保護者の方に労いの言葉を手紙で頂いたり、卒園するとき、「先生に担当してもらってよかったです。」と言われたときです。

ピアノが苦手です。

私もです。

私はピアノを始めたのが短大に入る前と遅く、全くといっていいほど弾くことができませんでした。しかし、「弾かないといけない」という場に立つようになると、練習を何度もし、楽譜に階名を書いているうちに弾けるようになりました。弾けるようになると楽しくなり、練習も苦ではなくなりますよ。

1年目と現在の自分、何が1番変わった?

気持ちに余裕が…

余裕ができました。例えば、子どもたちは同じ年齢でも同じ用に出来る訳ではありません。月齢や個人差もあるので、ゆっくり待ってあげることや出来ないことを無理に押し付けないと思うようになりました。

園児と接していてホッコリする瞬間は?

オモシロ話

子どもは嘘がなく、家庭でのオモシロ話(子どもは普通に話してくれますが、保護者の方にとってか「えー!!そんな話してるんですか!!」と驚くようなこと)をしてくれるとき。あと、私を20代と信じてくれていること(笑)

担任した園児たちが卒園したときは?

嬉しさも寂しさも

自分の子どもだったらこういう風に育てたいという思いで、挨拶や礼儀、思いやりの心を教えています。それらを身に付け卒園していく姿を見ると嬉しくもあり、手放すのが寂しく残念で、まだまだ一緒にいたいという気持ちになります。

保育士Bさん 大阪親愛女学院短期大学卒

なぜ鶴町学園で働くことになったのですか?

憧れの先生

幼少の頃通っていた園(母園)で将来の夢を見つけ、出会いました。それから保育士の夢一筋で資格を取り、現在、その憧れの先生と一緒に働いています。

ピアノが苦手…

保育士にはつきもの

ピアノはいまだに苦手です。しかし、保育士という職業にはつきもので、練習あるのみだと思います。毎月の季節の曲は、毎年繰り返しが多いので、日ごろの練習を積み重ねると、その分成果がでて自信がつきます。いまだに間違うことはありますが、間違ったところを弾きなおすのではなく、メロディーだけでも弾き続けることが大切。

1年目と現在では何が変わりましたか?

次に起こることを予測

1年目のときは、言われた仕事をひたすら行い、次の仕事を探すのですが、何をすればいいか分からず、仕事を待っていました。今では周りを見て、○○をしているということは、次は××が必要。という風に用意しておくものなどを先に準備できるようになりました。。ただこれは1年1年の積み重ねで身につくことなので、1年目から完璧を求める必要はないと思います。

ストレス発散法は?

4つ

1、月末になると1ヶ月頑張ったご褒美に自分の好きなものを食べにいく。2、友達と美味しいものを食べ、たくさん喋り、カラオケで大はしゃぎ発散する。3、少しだけ大きい音で音楽をかけ、掃除をする。4、休日よく寝る。

子どもたちが卒園するときは?

寂しくなります。

行事が一つ一つ終わりはじめ、小学校へ健康診断へ行ったりするときなど、笑顔で見送るのですが、離れてしまうんだな…。と寂しくなります。ずっとそばにいて欲しい、話したくない。と正直思うこともあります。しかし、小学校へ行くと保育園では、学べないこと、楽しいことがたくさんあります。そして、これからの子どもたちの成長を見守っていきたいという気持ちもあり、複雑な面もありますが、遊びに来てくれたり、食事をしたりする機会もあるので、それを楽しみにしています。